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地震波伝播実験
- トラッキング方向 -
光ピックアップのトラッキング方向のサーボ解析例
レンズを保持している部品(黒いプラスチック部品)に、レーザ光
を照射しトラッキング方向(写真の上下方向)のサーボ特性を
解析します。
トラッキング方向の場合、レーザを照射できる部分が小さいので
反射テープを貼ることは出来ません。静止時は、反射テープが
無くても反射光が十分得られるようにセッティングはできます。
しかし、試験中はピックアップが激しく動くため反射光量が減少し
(インジケータが下がり)、正確な測定ができません。
このような場合でも、ノイズリダクションを利用すれは反射光量が
減少しても測定が可能になります。
トラッキング方向のサーボ特性
(上図:位相 下図:ゲイン)
左図のサーボ特性を観察すると、100kHzまでの領域において、
測定できていることが分ります。特に、30kHz以上の周波数範囲(D部)においてノイズに埋もれる事無く測定できています。
また、1次共振(A部)、2次共振(C部)の間に小さな変化(B部)が
あることが分ります。
・ 測定条件
速度レンジ
0.01m/s/V
周波数範囲
5Hz〜100kHz
ローパスフィルタ
OFF (fc=3MHz)
ハイパスフィルタ
OFF (fc=0.1Hz)
ノイズリダクション
ON
FFTで積分し変位に変換
ローパスフィルタ(以下 LPF)の影響について
LPF OFFとfc=250kHzを通した場合の位相波形を比較しました。
(OFFでfc=3MHzのLPFが入っています。)右図に波形を示します。
3kHz以上の周波数領域で位相に違いが生じているのがわかります。
この例のように100kHzまでの測定でさらに位相特性を重視する場合、
fc=250kHz程度のカットオフ周波数のLPFを通すことは、適していない
ことがわかります。
測定周波数範囲以上のカットオフ周波数でも位相廻りはかなり低い
周波数から発生します。位相特性を重視する測定の際は、カットオフ
周波数の設定に十分注意をする必要があります。
測定風景
・ 使用機器
振動センサ
VIBRODUCER V1002
FFTアナライザ
SR785
セキテクノトロン(株)